ヘアライン・M字部分
額とお顔全体の調和を考え、ヘアラインの高さやカーブ、毛髪の生える方向を確認します。
額と鼻の長さの比率は1:1を理想的な目安としながら、お一人おひとりのお顔の大きさや輪郭、全体の調和を考慮して、やりすぎない自然なヘアラインをデザインします。
顔全体の調和を考えたヘアライン
DESIGNED IN HARMONY
1:1
ヘアラインを設計する際の目安
お一人おひとりのお顔の比率と輪郭に合わせてデザインします。
額とお顔全体の調和を考え、ヘアラインの高さやカーブ、毛髪の生える方向を確認します。
既存の毛髪の間隔とつむじの方向を確認し、薄毛の進行状況を考慮して必要な範囲を決めます。
ヘアラインの前方には細い毛髪を、後方には太い毛髪を段階的に配置し、自然なグラデーションと豊かな立体感をつくります。
TAKING ROOT, GROWING AGAIN
木を植え替えるときは、根を丁寧に掘り上げ、移動の間も保護し、新しい土に根づく環境を整えます。自毛植毛も、生きた毛包を移す手術です。採取の速さと精密さ、移動中の組織への酸素管理、移植後の血流回復までを、一つの過程として考えます。
CAREFUL HARVESTING
根を傷つけずに移すように。
毛包は、生えている部位によって、それぞれ向きや角度が異なります。それぞれの毛包の生える方向を丁寧に見極め、微細なパンチの進入角度を精密に調整することで、毛包の損傷を最小限に抑えることに努めます。採取の正確さと速さの両方を重視し、毛包が体外にとどまる時間を最小限に抑えます。採取後も毛包組織の生存力を維持できるよう、酸素供給環境と保存温度まで細やかに管理します。
採取の速さ・毛包の損傷と体外時間の管理OXYGEN & PRESERVATION
移動中の根を守るように。
採取された毛包は、もとの血流から切り離され、酸素と栄養の供給が限られます。移植までの間、組織への酸素供給を考慮した保存環境を管理し、乾燥や損傷を抑えて、生きた毛包を保護します。
組織への酸素管理・移植までの丁寧な保存RECOVERY & BLOOD SUPPLY
新しい土に根づくように。
移植後は、周囲の微小血管から酸素と栄養が再び供給される必要があります。PRPの成長因子は、血管形成などの回復反応に関わります。毛包幹細胞を含む毛包由来組織の再生の可能性も考慮し、補助的な治療を計画します。
血管新生と回復への配慮・PRP・毛包由来組織A MOMENT OF PRECISION
キム・ドンジン 代表院長
APGUJEONG RICHMORE CLINICUNDERSTANDING ENGRAFTMENT
採取時には、もとの血管とのつながりが切れ、移植後に周囲の微小血管とつながることで血流が回復していきます。木の根が新しい土に根づくように、毛包が新しい場所に生着する初期の時間を丁寧に見守ります。
毛包のバルジ領域には、毛髪の成長サイクルに関わる幹細胞があります。リッチモアでは、PRP(自己多血小板血漿)の成長因子と毛包成長因子を活用し、血管形成と回復を助け、生着率の向上を目指します。

THE PATH TO RECOVERY
毛包が新しい場所に根づくには、
酸素と栄養を届ける血流の回復が必要です。
毛包周囲の血管の回復過程・説明図
移植直後
切れた血管採取された毛包は、もとの血管から切り離されます。移植後には、周囲の組織から再び血流の供給を受ける過程が必要です。
PRP成長因子の役割
新しい血管PRPに含まれるVEGF・PDGFなどの成長因子は、新しい血管の形成や組織の回復に関わります。
血流の回復
形成された血管網周囲の微小血管とのつながりが回復すると、毛包に酸素と栄養を届ける環境が整っていきます。
SUPPORTING RECOVERY
PRPは、ご自身の血液を分離し、血小板を濃縮した血漿です。血小板から放出されるシグナル物質は、血管形成や組織の回復に関わります。自毛植毛と併用する時期や回数は、お一人おひとりに合わせて決めます。
成長因子の一般的な生物学的役割を説明したものです。PRPの成分と濃度は、血液の状態や調製方法によって異なり、各成分の作用が同じ治療結果を保証するものではありません。
男女のアンドロゲン性脱毛症の患者を、各15名の2群に分けた研究です。両群ともFUE自毛植毛と薬物治療を受け、一方の群にPRPを追加しました。
| 評価時点 | PRP併用群 | 対照群 | 群間の差 |
|---|---|---|---|
| 術後3か月 | 88.42% | 78.24% | 10.18%p |
| 術後6か月 | 82.17% | 74.01% | 8.16%p |
リッチモア独自の生着率や、個人の予想結果を示すものではありません。 薬物治療を併用した小規模な研究であり、施術方法や回復状態によって結果は異なる場合があります。%pは、二つの割合の差(パーセントポイント)を示します。
Xueほか・Journal of Cosmetic Dermatology, 2025この研究のPRP群では、移植前と術後1・2か月にPRPが投与されました。投与量や調製方法は、当院の個別の診療計画と異なる場合があります。3か月と6か月の群間比較のp値は、それぞれ0.001、0.002と報告されています。表は、この研究の平均値をまとめたものです。
毛包由来細胞については、11名を対象とした初期研究で、脱毛部の毛髪密度の変化が報告されました。これは自毛植毛の生着率を直接評価した研究ではないため、移植結果にそのまま当てはめることはできません。酸素に関する基礎研究も、特定の毛包保存法の臨床効果を証明する資料とは区別して考える必要があります。
毛包由来細胞の研究原文へ ↗Care,
considered.
非切開FUEは、後頭部などのドナー部から毛包単位で採取し、必要な部位へ移植する手術です。刈り上げるかどうかは、採取部の状態や必要な毛包数、日常生活に戻る予定を考慮して決めます。
採取する部位の毛髪を短く整えて行います。必要な採取量と現在の髪の長さに応じて、刈り上げる範囲をご相談します。
現在の髪の長さをできるだけ保つように採取を計画します。毛髪の状態や移植範囲によって、適応の有無、所要時間、費用が異なる場合があります。
一つの毛包に含まれる毛髪の本数は異なります。カウンセリングでは、毛髪の本数と毛包数(株数)を区別してご案内します。非切開方式でも小さな点状の傷跡が残る可能性があり、採取部の密度も考慮して手術範囲を計画します。
それぞれの段階で必要な説明を受け、
ご自身に合ったペースで進めます。
キム・ドンジン代表院長が、移植部とドナー部を確認します。必要な毛包数、ヘアライン、刈り上げの有無をご相談し、服用中のお薬やこれまでの治療歴を確認します。
正確で迅速な採取により、毛包の損傷を最小限に抑え、体外にある時間を短縮します。移植まで、採取した毛包組織に十分な酸素を供給し、良好な状態で保存します。
既存の毛髪の向きや角度、目標とする密度に合わせて配置します。毛包由来組織やPRPの併用は、事前にご説明した個別の計画に沿って行います。
洗浄と日常生活でのケアをご案内します。初期の傷の回復、一時的な脱毛、その後の発毛経過を確認し、必要なケアの日程を決めます。
QUESTIONS, ANSWERED
よくあるご質問
頭皮が硬い、毛包の採取が難しいなどの一部の場合を除き、多くの方は刈り上げとノンシェーブのどちらかを選べます。ノンシェーブは、刈り上げよりも高度な精密さと熟練が必要な手術で、手術時間は約1.5倍かかり、費用にも違いがあります。
移植する面積、既存の毛髪の密度と太さ、採取できる量を総合的に確認して決めます。毛髪の本数と毛包数(株数)を区別してご案内し、実際の頭皮の状態を確認したうえで最終的な計画を決定します。
木の根を守りながら移し、新しい土に根づくよう手入れするのと同じように、自毛植毛も生きた毛包を採取・保存・移植する過程です。採取の速さと精密さ、体外にとどまる時間、組織への酸素供給を考慮した保存状態、移植後の血流回復をあわせて確認します。PRPと毛包由来組織は、状態に応じて回復を助ける補助治療として検討します。
毛包が体外にとどまる時間を最小限にするには、速く正確に採取することが特に重要です。採取時間が短いほど毛包組織の生存に有利ですが、速さと同じくらい大切なのが、毛包を切断したり傷つけたりしない精密な技術です。適切な保存環境も整えることで、毛包の生存力を維持し、高い生着率が期待できます。
異なります。毛包由来組織を活用する方法は、毛包の細胞や組織成分に着目します。PRPは、ご自身の血液から血小板を濃縮した血漿です。目的と方法が異なるため、カウンセリングで併用の有無や、期待できる効果の限界をご説明します。
移植した毛髪は、一時的に抜けてから再び生える過程を経る場合があり、通常は術後6〜9か月を過ぎた頃から経過をご確認いただけます。
手術費用には、PRP頭皮ケアと毛包幹細胞に関するケアがすべて含まれており、手術費以外の追加費用はありません。
診療への理解を深めていただくための一般的なご案内です。実際の診療計画は、医師が状態を確認したうえで決定します。